大手通信会社 BPRコンサルティング

M&A候補先である外食企業のビジネスデューデリジェンス

クライアント大手通信会社
対象業務BPRコンサルティング
支援範囲
  1. コンサルティング
  2. 導入
  3. 追加開発
  4. 運用保守

課題・要望

異業種である外食領域に対して、M&Aでの進出を希望。一方で、当該領域では業務知見が乏しいため、業務フローの棚卸しを行い、バックオフィス業務全般の流れを把握し、M&Aを実施した後のPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)を効率的に進め、自社業務とのシナジー創出に向けた準備を進めたい。

解決策・効果

M&A対象となった外食企業には4事業が存在していたが、各事業の業務フローの整理に止まらず、各業務フローにおけるボトルネックの可視化を行い、結果としてのビジネスモデル上の課題を特定。当該経営課題について、リスク及び潜在的なシナジーを定量化した結果、経営陣の判断で当該M&Aの実行そのものを回避する決断に至った。

HMBのソリューションの特徴

当初は限定的な作業スコープとして業務フローの棚卸しのみでの支援予定であったが、対象会社社員へのインタビューを進めるにつれて、組織体制の効率性分析まで作業スコープが拡大。最終的には、現場での発注・購買・資金管理等のデータも拾い上げて、会社として把握していなかった事業部門別損益を把握するための管理会計までを再構築し、ビジネスモデル上のリスクとM&A後の潜在的なシナジーの定量化に繋げた。いずれも顧客の経営陣と二人三脚で検討を進めて、ヒューマンベースが定量的な分析結果を示し、経営陣とディスカッションを行いつつ、段階的に作業スコープを拡大し、最終的にM&A中止という重要な意思決定を支援した。

CASESTUDY

事例紹介

ヒューマンベースのコンサルタントが、お客様と対話を重ねながら、ビジネスプロセスの最適化・効率化・自動化を実現し、
新たなビジネスの可能性を拓いた事例をご紹介します。